2011年10月27日木曜日

ImageMagickの活用、ノーマライズ編


携帯電話などで撮影した画像は比較的暗めに撮影されていることが多いです。
特にユーザにアップロードしてもらうツールなどでは、出来れば補正してあげたくなる場合も多々です。
Picasaの[I'm Feeling Lucky]的に画像補正をしてあげたいですよね。

ソフトウェアで1点ずつもできますが、出来れば一括でやってしまいたいもの。
あるいは、プログラム上から制御したくなることもあると思います。

そんなときはimagemagickを使用しています。

ImageMagick(イメージマジック)は画像を操作したり表示するソフトウェアスイートで、ライセンスはGPL互換の独自ライセンスとなっています。
また、プログラムから利用するために各種ライブラリも公開されています。

C言語:MagickWand
Java:JMagick
PHP:IMagick
等々

今回は、ノーマライズ(normalize)による画像補正を試してみます。
ノーマライズをすると、ヒストグラムの度数分布が広がります。・・・分かりにくいですね。
コントラストが小さい画像を修正する場合には有効です。(全ての画像でノーマライズするとよくなる、わけではありません)

■元画像
 
 

■ノーマライズ(-normalize)
 
 

convert -cnannel ALL -normalize a.jpg b.jpg

■レベルの自動補正(-auto-level)
 
 

convert -auto-level ALL -normalize a.jpg b.jpg

ある一定の変換をサービスや仕組み上で設けるのであれば、こういう機能の利用もいいかもしれません。

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